MIGRATIONマイグレーション

「マイグレーション」とは、旧世代の大型汎用システム(レガシーシステム)の機能をそのまま新システムに置き換えるITソリューションです。旧システムの資産をできるだけ活用し移行時のコストを大幅に抑えるのが特長です。

40年を超えるシステム構築のスキルとノウハウを持つ株式会社システムズは、解析や設計に重点を置いた「エンジニアリング型マイグレーション」を標榜し、レガシーシステム再構築により運用コスト削減と企業競争力強化を切望する企業へのトータルなサポートを提供しています。

<<マイグレーションコンサルティング>>
まずは対象資産の“見える化”から

システム再構築を検討する際、システムやデータ資産の移行にはさまざまな手法があります。変換ツールの使用によってプログラムソースを書き換えて変換する「リライト」、現行の業務仕様をもとに新たにソフトウェア仕様を設計して作り直す「リビルド」、エミュレータや仮想化技術を活用してアプリケーション資産を新しいプラットフォームにそのまま載せ換える「リホスト」などです。いずれの方法を選択するにせよ、その前に必ず行わなければならないのが現行資産の棚卸しです。

既存資産を入念に分析して洗い出しを行う、つまり自社の資産の見える化を行うことによって無駄なハードウェアリソースの排除に役立つだけでなく、運用管理の効率化やシステムのパフォーマンスの向上にもつながります。

当社では、現行プログラム資産の棚卸しと分析を徹底することで、既存システムの問題点を洗い出す“移行性検証”に注力しています。

移行の実現性を測る「PoC」

棚卸しによる調査・分析結果から最適な再構築ルートを比較検証するのがPoC(再構築コンセプト実証)です。システムに含まれるIT資産を調査し、一部のプログラムについて実際に変換作業およびテストを実施することで、移行実現性やコスト等を検証するプロセスを指しています。分析結果をもとに、経営・営業方針や業務特性、システムの機能特性などを加味しながら、長所・短所・コスト・リスクなどを比較した上で、システム再構築の手法を策定していきます。

<<ホストマイグレーション>>
異言語環境からの移行に強み

当社のホストマイグレーションは、レガシーの大型汎用機で動作しているアプリケーション資産を、新しくオープンなサーバー環境に移行するものです。開発言語自体も変換されるわけですが、COBOL to COBOL(ストレートコンバージョン)だけとは限らず、旧型のオフコンなどでは異言語、PL/1やQ言語、RPG、Naturalといった簡易言語や第4世代言語で開発されたアプリケーションが動作しているケースが少なくありません。当社はこうした異言語環境からの移行にも多くのノウハウがあります。

当社では「12のステップ」の呼び名で、調査、パターン分析、機能設計、変換機能確認テストから本番移行までのプロセスを標準化しています。

<1>資産確定
<2>基本設計
運用設計/システム運用基盤構築/ハードウェア設計/DB・DC設計/ミドルウェア移行設計/データ移行設計/外部IF設計/障害対策設計/
<3>リソース移行設計・開発
調査・分析/COBOLコンバージョン/画面・帳票移行/異言語資産の再構築またはコンバージョン/JCL移行/比較検証テスト/追いつき作業
<4>テスト
結合テスト/総合テスト/性能テスト/運用テスト
<5>本番切替
確実で高品質なエンジニアリング型マイグレーション

当社のマイグレーションは、低リスク・高品質を最重視しており、調査分析からツール設計、代替機能の実装やテストまでを一貫して進めながら、その情報をフィードバックして高品質な移行を実現しています。また、独自の手法を活かした移行対象プログラムの分析、資産棚卸しと移行性検証など上流工程への注力、変換ツールありきで手戻りの多いもぐらたたき方式からの脱却、品質確保のための比較検証テストの必須化など、他のベンダーとは異なる特長を持っています。システム診断から企画・計画、導入までの各フェーズにおいて、お客様の状況に合わせたサービスとソリューションを提供します。

「パッケージ導入によってERP化を進めつつ、ERPでカバーできない箇所をマイグレーションで対応する」といった、マイグレーションを部分適用させるケースも増加しており、診断や方向性策定の段階からお手伝いいたします。このほか、クラウド化実現への最適な移行方法を提案するクラウドマイグレーション、OSSを活用したOSSマイグレーションなど、ニーズに応じたマイグレーションを提供しています。

システムズのレガシーマイグレーションの詳細はこちらをご覧ください。

<<オープンマイグレーション>>
サポート終了サービスのリスクを回避

旧Windows/Office、Visual Basic(6.0以下)などサポートの終了したシステムのリスクを回避するノウハウも蓄積、常に変化し続けるWindows環境に対応したスムーズな移行をお手伝いします。

汎用機など大型コンピュータのレガシー化だけにとどまらず、クライアント/サーバー型の旧いオープンシステムやサポートの切れたWindowsシステム、さらにはOSS(オープンソースソフトウェア)のシステムなど、システム更改自体の多様化も進んでいます。

そうした中で最も大きな問題となっているのが、すでにサポートが切れた1~2世代前のWindows OSやOfficeスイートを使い続けている企業が少なくないことです。当社はこうしたWindowsレガシー製品のリプレースの悩みに対しても、変換機能確認テスト選定のノウハウや高いツール変換技術などにより、信頼性の高いマイグレーションを可能にしています。

セキュリティ対策の観点から避けて通れない新OSへの移行ですが、忘れてならないのがレガシーアプリケーションへの影響です。長年に渡って使われてきたVisual Basicの継続使用に伴う課題には、開発環境と実行環境という2つの側面があります。当社のVisual Basicのマイグレーションでは、システム機能の刷新をしたい、あるいはシステム機能の変更を行わないといったニーズに対応した移行ソリューションを用意しており、多くの企業でご採用いただいています。

<<データマイグレーション>>
データ移行からデータクレンジングまでに対応

豊富な専門知識と経験で、階層型DBからRDBへの移行や文字コード変換などのデータ移行からデータクレンジングまでに対応します。

当社ではプログラムを新環境に移行する際のデータの問題にも、移行設計からクレンジングまで対応しています。

ネットワーク型データベースや階層型データベースから、構造変換やコード変換によるリレーショナル型データベースへの移行では、データ移行ツールをファイルごとに作成して移行を行います。文字コード(2バイト文字)の移行やユーザー外字の問題などに対しては、緻密な調査・分析を行い、移行設計を行うことで隠れているリスクを明確にして、精度の高いマイグレーションを実現しています。

データクレンジングでは、データ項目のクレンジング、重複データの抽出(名寄せ)、複数マスタの統合を実施、システム運用時には、受注データと商品マスタの照合、仕入先からの商品情報のマスタへの取り込みなどを行います。

<<運用支援>>
運用業務が最適化できるまで支援

マイグレーション後の運用面に対しても、現場での継続的なサービス改善や人的サポートなど運用業務が最適化できるまで支援します。

マイグレーション後には、ミドルウェアやハードウェアの変更、性能向上などに伴い、運用見直しが必要な機能も多く存在します。当社では、長年培ってきた運用ノウハウを適用することにより、マイグレーション実施前だけでなく、運用フェーズでのさまざまな支援を行っています。

「見える化」、「合理化」、「改善」の手順を通じて戦略的IT投資の実現に向けた課題解決を提案する「運用業務最適化サービス」では、運用のブラックボックス化など現状分析を行い、実績データの測定と見える化により、コストダウン・安定運用に向けた改善を実施します。

企業が抱える運用の課題に対して実際に現場に入り、効果が出せるまで継続的なサービス改善を行うことで、今後続いていく運用業務を最適な形になるまで支援します。

3494376 プログラム解析装置及びプログラム 日本出願 2003年11月21日登録
10-0688444 プログラム解析装置及びプログラム 韓国出願 2007年2月22日登録
L200380100473.9 プログラム解析装置及びプログラム 中国出願 2007年10月24日登録
4115511 プログラムパターン分析装置、パターン出現状況 情報生産装置、及びプログラム 日本出願 2008年4月25日登録
4354514 プログラム自動変換方法、プログラム自動変換 装置及びプログラム 日本出願 2009年8月7日登録
4472768 プログラム解析装置、プログラム解析方法 およびプログラム 日本出願 2010年3月12日登録
US 7,831,964 プログラム解析装置及びプログラム 米国出願 2010年11月9日登録
4698943 プログラムの生産方法および生産装置 日本出願 2011年3月11日登録
4716443 プログラムパターン分析装置、パターン出現状況生産 方法、パターン情報生成装置、及びプログラム 日本出願 2011年4月8日登録
5124660 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム 日本出願 2012年11月2日登録
US 8,331,694 プログラムパターン分析装置、パターン出現状況 情報生産装置、及びプログラム 米国出願 2012年12月11日登録
5253115 プログラム変換装置、プログラム分析装置、プログラム 変換方法、プログラム分析方法、およびプログラム 日本出願 2013年4月26日登録
ZL200880015061.8 プログラムパターン分析装置、パターン出現状況 情報生産装置、及びプログラム 中国出願 2013年6月19日登録
5411613 プログラムテスト決定装置、プログラムテスト決定 方法、およびプログラム 日本出願 2013年11月15日登録
5449023 プログラム検証装置、プログラム検証方法、 およびプログラム 日本出願 2014年1月10日登録
5448907 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム 日本出願 2014年1月10日登録

事例

事例
大手運輸業 S社 様
ホストマイグレーション
システムの特徴
  • IBMメインフレーム(OS/390)で基幹システムを運用
  • 年間6億円の運用コストの削減に焦点を絞り、マイグレーションを検討
  • COBOL資産の有効活用、そして運用体制を継続できるようなものにする等を背景に移行先を検討
システムズの取り組みと成果
  • マイグレーションは一定以上の規模になるとコストメリットも実感しやすい一方、巨大システムでの成功例は珍しいのが実情です。大手運輸会社のS社は、1,500万ステップにも及ぶ国内最大級のシステムのマイグレーションを見事に成功させています。マイグレーションリスクを抑えるため、従来のシステム運用コストの削減に目標を絞り込んだこのチャレンジは、年間運用コスト6億円から半分以下に下げるという形で結実しました。
事例
大手製造業 K社 様
ホストマイグレーション
システムの特徴
  • IBMメインフレーム(Z/OS)で基幹システムを運用
  • ERP化を採用したが、独自機能(受発注機能)は、ERPの標準機能では実装できず、カスタマイズが必要
  • 上記カスタマイズ費用は高額で、また改造・修正が頻繁にある機能の為、既存の構成が残せるのであれば保守も容易になるのではないか、という点からマイグレーションを検討
システムズの取り組みと成果
  • システム再構築の際、すべてをマイグレーションで進めるのではなく、パッケージだけでは補えない箇所をマイグレーションで対応させる、「部分マイグレーション」の採用が目立ってきています。大手製造業のK社では、この部分マイグレーションの導入により、パッケージの標準機能ではカバーできなかった独自機能を低コストで実現し、パフォーマンスの向上や技術者のスキルの相互補完を図ることに成功しました。